2017年05月24日

2017/520 定例稽古 菊野さんセミナー復習

札幌稽古会の本田です。
この週末沖縄拳法札幌稽古会の定例稽古がございましたので、その様子をご報告致します。
この日の参加者は私の他一般会員の菊川、按田、小川、筑摩、伊藤、札幌医大古伝武術研究会の学生4人の計10名での稽古となりました。


〇稽古内容
ナイハンチ立ち移動
・通常の移動
・腕の重さを使った移動
・腕の振りを使った移動
・ナイハンチ突きを使った移動
・通常の移動
セイサン移動
押し合い(強)
押し合い(柔)
背中の鍛え三種
ナイハンチの構えから米粒取り4種
重心移動を明確にした前蹴り3種
コツコツミット
ナイハンチ初段


今回は先日の菊野さんのセミナーに来ていなかった会員さんたちもおり、
また来ていた会員さんたちの復習もかねて、
いつもの稽古に菊野さんからお教えいただいた内容を加えて行いました。

ナイハンチ移動は初めにいつも札幌稽古会で取り組んでいる
基本のナイハンチ移動を行い、
その後まずは腕の重さが重心移動を作り出す方法で。
次に腕を振り出すことで重さがさらに移動に作用する方法。
続いて背中のつながりを用いてナイハンチ突きで重心移動を作り出すように。
最後に改めていつものナイハンチ移動を行いました。

背中の鍛えも上下の鍛えの取り組み方が札幌で行っている方法とは少し違ったので、
こちらについても説明しながらみんなで取り組みました。
会員さんたちから結構「普段やっているやり方と違いますよね?」と質問されます^^;
沖縄拳法では先生がそれぞれの稽古会に微妙に違う方法を伝えているので、
沖縄拳法の技の全容を知りたければ他稽古会と交流することが必要になります。
菊野さんが先生から伝えられた方法も、菊野さんにお教えいただくことで得ることができたわけです。
なので、「うちと違うから」ではなく「こういう方法もあるんだ」と興味を持って取り組んでもらえるといいですね!

その後は会員稽古でお教えいただいた半身の構えからの動きを皆で復習しました。
菊野さんがセミナーで我々に伝えて下さったことは「体をまとめること」と「手先から動くこと」だと思っております。
この半身の構えからの動きはまさにそれを身に着ける良い練習だと思います。
もちろんこれも沖縄拳法の基本にして奥義、ナイハンチの応用なのだと思いますが
そこから発展し、現代の格闘技向けにカスタマイズされた動きを学ぶことは非常に意義のあることですし、ナイハンチの理合を普段とは違った角度で見つめることもできてとても良い練習だと思います。
皆結構手から動くつもりが体から動いちゃってるので、私も含めて自主稽古を繰り返して上達を目指しましょう!

続いてコツコツミット。
半身の構えからの動きと合わせて稽古することはとても重要だと思います。
コツコツミットは改めてすごい稽古だと思います。
早さもパワーもいらないので年齢も体格差も性別も関係なく稽古できるし、着実に突きの威力はアップします。
皆でじっくり、時間をかけて取り組みました。

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最後にナイハンチ。
沖縄拳法の大切な要素が集約された型です。
セイサンやピンアン、更に先の型なども含めて沖縄拳法の技術ですが、やはりナイハンチをしっかり身に着けることがまず大切だと思います。


今回は2時間の稽古時間の中で駆け足に取り組みましたが、菊野さんのセミナーに参加できなかった会員の皆さんにも、少しでも共有できていれば幸いです!


札幌稽古会のホームページです。
http://okikensapporo.web.fc2.com/

体験参加・見学いつでも大歓迎です。
お問い合わせは okiken.sapporo△gmail.com
(※ △を@に変えたアドレス)まで!
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2017年05月17日

H29.5.14 菊野克紀選手来札!一般体験者向けセミナー!

沖縄拳法札幌稽古会の本田です。
平成29年5月14日(日)に当流兄弟子の菊野克紀によります沖縄拳法一般体験者向けセミナーと会員稽古がございましたので、その様子をご報告致します。
本来は山城先生がご来札下さり、一般体験者向けセミナーをご開催下さる予定だったのですが、先生が急病のためお越しいただくことができず、セミナー中止の危機だったところを大野統括と菊野選手のお心遣いによって、菊野選手に代理セミナーを開催して頂ける運びとなりました。


〇AM  一般体験者向けセミナー

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参加者は総勢23名となりました!
始めは菊野選手から沖拳の突きの威力を体験してもらうことに^^;
学生や女性参加者も少なくありませんでしたが、菊野選手は5段階に威力を調節して相手に合わせて打ってくださるので、笑い声も聞かれる和やかな雰囲気。

その後菊野選手のご指導でナイハンチ立ち、ナイハンチ立ち移動、ナイハンチの突きの解説と指導が行われました。
菊野選手は各地の学校を回って講演会をされたり先日は勇気の授業なども行われていることもあり、とても情熱の伝わってくる話し方でした。
菊野選手はセミナーの中で「厳密に、厳密に」と何度も口にされ、「初めは全力で、型を自分に沁み込ませることが大切」と仰っておりました。
不必要な力を抜くのはさらにその先の段階、まずは徹底的に拳を握り、思い切り膝を張り、胸を張ってミゾを作り、できる限り遠くまで突くことを意識することが大切です。

後半は菊野選手に質問形式でお伺いすることになりまして、私がお聞きしたことがきっかけで求心力の投げを皆さんと行うことに。
菊野選手はMMAの場で沖縄拳法を武器に戦われており、求心力の投げも「実際の試合でもこう使っています」という形でご指導くださいました。

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2時間のセミナーでしたがあっという間に時間が過ぎてしまいました^^;


〇PM  会員稽古

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午後からは札幌稽古会の弟子会員での稽古でした。
菊野選手から先日の巌流島、ジミーアンブリッツ戦やその前のケヴィンソウザ戦でご自身が取られていた構えについてご指導いただきました。
この構え、まさにナイハンチそのものでした^^;
ナイハンチは沖縄拳法で一番最初に習う型でありながら奥義と言われる型ですが、あんな横にちょっと動くだけの型、と侮るなかれ、極めて実戦的な型であるということが痛切に実感されました。
神の手に関しては今回は会員稽古ということもあり触れられませんでしたが、神の手の前提となる自分から近く、相手から遠い間合いの基本になる構えを丁寧にご指導いただけました。
突きはあくまでも手先から、米粒を取りに行くつもりで。
しっかりとした体つくりと構えの上で、手先から米粒を取りに行くと、まさにナイハンチの型で起きているのと同じ現象が起きます。
これによって相手から察知されにくく、また強大な威力を持つ突きが可能になるのだそうです。
菊野選手から皆に「欲を捨てましょう。無欲で行きましょう」と檄が^^;

続いて蹴りを。
先の構えから突きに行く形とほとんど同じ形から前蹴りにも行くことができます。
これも体がしっかりとまとまって筋でつながっており、手先指先から動くことによって可能になります。
前蹴りでは流派によっては重心の移動が起こらない蹴り方も結構見られる中、沖縄拳法ではやはりしっかりと前蹴りにも重心の移動を伝えます。
段階的に蹴り脚に重心を移動するための方法を教えていただきました。
さらに派生して回し蹴り、横蹴り、後ろ蹴りなどの蹴りについても稽古。
普段の札幌稽古会の稽古ではあまりやらない稽古なので、皆苦戦している様子^^;
ごめんね、皆。私がもっといつもこういう稽古もやればいいのですがorz

最後にコツコツミット。
ここまでの構え、手先から動く、米粒を取りに行く、ということを、実際に相手に当てるところで練習する稽古です。
突く方にも受ける方にも大切な要素がたくさん詰まった稽古だと感じます。
しっかりと相手につなげる、自分の体もしっかりつながっている、ということが大切だと思います。
私について言えば拳の捻りについて菊野選手よりアドバイス。
これは初めて伺う内容だったのでちょっと驚きました。
菊野選手、ありがとうございます!
会員稽古も白熱して長引きまして、結局2時間の予定が3時間近くなってしまいましたが、皆集中して楽しく稽古に取り組めていたように見えました。


稽古の後は懇親会。
菊野選手に北海道名物食の暴力をしっかり体験していただきました!www

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今回は本当に急なところ、菊野選手には快くセミナーを承諾して頂きまして、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
また、セミナーを成功させるために支えて下さった、大野統括、袖山稽古会長、八嶋さんら弟子の皆さん、また会場や懇親会で盛り上げ役を買って出てくれた会員の皆さんにも感謝の気持ちをお伝えしたいです。
そしてセミナーに参加してくださった皆さん、自流の技も鍛錬される中で我々沖縄拳法の技術にまで興味を示してくださり、セミナーに足を運んでくださって心から感謝いたします。

皆さま本当にありがとうございました!

そして山城先生、今回は残念ながらお会いできませんでしたが、先生はこれまでとてもお忙しい日々を駆け抜けてこられてきたと思います。
ご病気が早く快癒しますことをお祈りしておりますが、これを機会にまたゆっくりとお休みくださいませ。
そして元気に復活されました時には、また札幌でお会いできることを楽しみにしております!
posted by タキ at 13:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月09日

2017/5/6 定例稽古 体験者一名参加

札幌稽古会の本田です。
この週末に沖縄拳法札幌稽古会の定例稽古がございましたので、
その様子をご報告致します。
この日の参加者は私の他一般会員の小川、山岸、菊川、米田、筑摩に
札幌医大古伝武術研究会の学生3名、さらに筑摩の友人のKさんが
稽古の体験に来てくださいましたので、総勢10名での稽古となりました。
Kさんは今週末に行われる一般体験者向けセミナーにもご参加くださるとのことです!


〇稽古内容
ナイハンチ立ち移動
セイサン立ち移動
押し合い(強)
求心力の投げ
遠心力の投げ
橋掛け投げ
ナイハンチ初段


私ちょっと事情がありまして、稽古を遅刻してしまいまして、
立ち移動から押し合いまでは学生部長のK井君が音頭を取ってくれたようです。
人に教えるということは自分が一人で行っていることを
ある程度理論化して人に伝えなくてはなりません。
それがとてもいい稽古になるので、人に教える機会があったら
是非やってみていただきたいと思います。
人に教えようと言語化を試みているうちに自分でも意識していなかったことに
気づくことができることもしばしばあります。

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押し合いの途中からは私も参加させていただきました。
強い押し合いは自分の強い骨格と重心の移動を相手に伝えることや、
伝えられた重心の移動を強い骨格で受け止め、また相手の重心を奪う練習も
含まれています。
見学に来られたKさんにはまずはとにかく全力で押していただくように。
細かいことは後回しでいいのでまずは全力を出すこと。
その上で、いかに筋力や体重をかけるだけでは相手を押し切ることができないかを
感じてもらえることが良いのではないかと思います。

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ここまでで前半終了。
休憩をはさんで後半は投げの稽古です。

始めは求心力の投げを。
自分と相手の力が吊り合ったところに回転の軸ができます。
吊り合った重さはないのと同じなので、簡単に動かすことができます。
お互いが近づきあうことで重さが吊り合うのが求心力だと思います。
無理に投げようとして働きあっている力を切ってしまったり、
吊り合いが壊れてしまうと、投げはうまくかからないと感じます。
いかに作り上げた求心力、というか吊り合った重さを
そのままにして動けるか、ということが大切だと思います。

続いて遠心力の投げ。
私実は遠心力の投げあまり得意ではありません^^;
近づきあって吊り合うのが求心力なら、
一度近づきあった後離れ合うことで吊り合うのが遠心力、
ということになりますね。
重さの吊り合った天秤を横から軽く押すと、
まるで重さがないかのように簡単に天秤は回りますが、
吊り合った自分と相手にどういう力を働かせれば
つり合いが保たれたまま動くことができるのか、ということが、
本日は会員の皆さんにアドバイスしている中で少し見えた気がしました。
人間は引けば引くし、押せば押すので、単に引いたり押したりすると
その力を手掛かりにして抵抗しますし、その時力の吊り合いは切れてしまいます。
では引きも押しもせずにどうしたら相手を動かせるのかということなのですが。
私はこの日は「相手が吊り合おうとするところをこちらが作る」ことだと感じました。
これは沖縄拳法の稽古では柔らかい押し合いや三種の受けなどで磨かれると思いますが、
そんな感じで相手がこちらの力を頼りにしようとしているのを逆手にとって
相手を動かすことができるのではないかと感じました。
遠心力の投げではその感覚を感じることが難しそうな会員さんもおりましたので、
すこし相手との接触点を増やして手がかりが多い状態で練習できるように
工夫してお伝えしてみました。

あまり時間はなかったんですが最後は橋掛け投げを。
力が吊り合う、ということは相手と自分の間に橋が架かるということだと思います。
相手との様々な位置関係から橋を架け、それを崩すことで
相手の重心を奪って投げる、ということが橋掛け投げの理屈ですが、
本日はその中でも比較的簡単な、沖縄相撲の要領で組み合った状態から
橋をかけて崩す投げを行いました。
日頃の稽古を通して遊びのない身体を養うことで、
少なくとも自分の体の中で橋が切れることが少なくなるので、
日々の鍛錬がモノを言うかもしれません^^;
なので体験者の方には自分と相手の間で遊びができないように
しっかりと密着することをお伝えしました。

この時点で予定の稽古時間は過ぎていたのですが、体験のKさんが
学生にナイハンチを教えてもらっていたので、
私も参加して一緒にナイハンチ初段を行いました。

そして来週の日曜日は山城先生が来札しての一般体験者向けセミナーです!
参加者の枠はあとわずかですので、
もし参加を希望される方が下りましたらお早めに下広告の連絡先まで
ご連絡ください。
皆さまの奮ってのご参加をお待ちしております!

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posted by タキ at 12:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする