2017年02月13日

2017/2/11 定例稽古 見学者一名参加

沖縄拳法札幌稽古会の本田です。
この週末に沖縄拳法札幌稽古会の定例稽古がございましたので
その内容をご報告致します。
参加者は私と休日で同行した私の妻の他、
一般会員の忠鉢、小川、札幌医大古伝武術研究会の学生1名、
小川君の知り合いで見学のMさんの計6名で行いました。

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〇稽古内容
ナイハンチ立ち移動
セイサン立ち移動
押し合い(強)
押し合い(柔)
背中の鍛え三種
求心力の投げ
遠心力の投げ
橋架け投げ
ナイハンチ初段型


見学の方がいる、ということもありましたが、
ここのところちょっと目先を変えた練習が多かったように思いますので、
この日は沖縄拳法、特に札幌稽古会では定番になっている稽古を
一通り通して行いました。
個人的な話ですが、タイムマネジメントもとてもうまくいきまして、
2時間をちょうど使い切って行うことができました^^;

はじめにナイハンチとセイサンの移動について説明。
ここは沖縄拳法を紹介するうえで絶対に外せませんw
沖縄拳法の技を可能にする強い姿勢、まとまった身体を手に入れるために
必要なもっとも基礎的な稽古が立ち方と移動の稽古。
ここを疎かにするとその後の稽古がうまく積みあがってくれない
と私は思っています。
なぜナイハンチ立ちなのか、ナイハンチ立ちは何を注意し、
何を身につけなければいけないのか、セイサン立ちではどうか、
など、今の私にお話しできることを何とかお伝えできていればいいのですが^^;

続いて押し合い。
押し合いは決して力尽くで行う稽古ではありません。
強い姿勢、まとまった重心をどのようにロスなく相手に伝えるか、
かけられた力をどう受け止めれば負けないで受けられるか、
相手の重心をどのように扱えば相手の重心を根こそぎ奪い取れるか、
そういったことが押し合いの中で稽古することができます。
柔らかい押し合いでは強い押し合いと同じことを
小さな力の影響でも行うことができるとともに、
自分の重さを効かせることのできる最大の範囲を学ぶためによい稽古法です。
会員の小川君、押し合いうまくなっています。
僕とは体重差で30s以上あると思いますが、しっかり重さを伝えてきてくれます。
僕のような比較的大きな体つきの人が言うと説得力ありませんwが、
沖縄拳法は力ではないのです^^;

さらに背中の鍛え。
手先まで自分の重さを効かせるためにしっかり手と体幹を繋げます。
左右に行う鍛えの時、開いた腕を前に伸ばすとき、
単に伸ばすというより突きを意識するというか、
ねじりの意識を持つとよりしっかりと相手に自分の重さを伝えられると思います。
上下に行う鍛えはやはりあちらこちらから悲鳴が^^;
しっかり手の中の遊びを取って、ダイレクトに重さが伝わっていくように。
あとは握りこむときの力の集中を意識できるとさらに良いと思います。
会員さんたちは最初に手の中が遊ばないようにしっかり握るところで
結構困っている様子。

今日は沖縄拳法の投げの原理3種。
まずは求心力。
近づきあう力が相手を崩し、投げにつながります。
はじめは相撲のように四つに組んで、一歩踏み込んで投げる形。
今回はそこから、相手とお互いに腕をつかみ合った姿勢から
同じように求心力を作って投げる方法を行いました。
四つに組んで投げるよりも相手との接触点が少なくなるため、
コントロールが難しくなりますが、慌ててやってしまわず
ゆっくり精密に力を感じながら取り組んでもらいました。
その後さらに手刀投げに。
肩口に袈裟懸けに手刀を切り下ろす動作で投げを打ちます。
ここまでくると求心力なのかどうか、という感じですが^^;
やっていること、原理は一緒。
ただ接触点の取り方が変わるので、
相手の重心にどう作用させるかが少しずつ変わっていくと思います。

次は遠心力投げ。
こちらは腕を組み合った姿勢から遠心力を発生させて投げます。
我々が一番初めに山城先生から教わった遠心力投げではありませんが、
会員稽古の時にお教えいただいた形の投げです。
求心力の時と比べて、近づいた相手とはなれ合う力を体感するのが
皆少し難しい様子。
でも自分と相手がつながっていて、相手に近づいてから
離れると、相手も遠ざかっていくんです。
近づいたものが離れ合う力を崩れに用い、回転の方向と角度を作って
投げに持っていきます。
僭越ながら私が一度会員さんを投げさせていただき、
その感覚を頼りに練習してもらいました。

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最後は橋架け投げ。
求心力とも遠心力とも言えるし、そうでないとも言えるというか・・・^^;
相手と自分が作った接触点は変えず、
自分と相手の間にかかった橋の袂を崩して投げます。
JKfanなどに掲載されている山城先生の記事を読んでいただければわかりますが、
人は接触を持っているとき、目で見ているよりも皮膚の情報を優先してしまうそうです。
だから、視覚の上では変化していても、接触している点が変わらないと
相手はなかなか動きの変化を認識できないとのこと。
接触点を変えないことで動いていることを相手に悟らせずに
相手の重心を奪って投げを打ちます。
これも橋をかけている接触点の感覚を理解してもらうのに
少し時間をかけてゆっくりお伝えしました。

最後はそういう技を行うための体をどう養ったらいいかというと、
型を稽古すればいいんですよ、ということで
ナイハンチ初段をみんなで取り組みました。
見学の方にはやや情報量的に飽和気味の稽古だったかもしれませんが、
沖縄拳法札幌稽古会の稽古を一通り見てもらえたのではないかと思います。

札幌稽古会のホームページです。
http://okikensapporo.web.fc2.com/

体験参加・見学いつでも大歓迎です。
お問い合わせは okiken.sapporo△gmail.com
(※ △を@に変えたアドレス)まで!
posted by タキ at 13:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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