2017年02月01日

2016/1/28 定例稽古「ナイハンチの分解」

札幌稽古会の本田です。
この週末に沖縄拳法札幌稽古会の定例稽古がありましたので、
その内容をご報告致します。
この日の参加者は私の他一般会員の忠鉢、小川、
札幌医科大学古伝武術研究会の学生2名+後半1名、
さらに沖拳札幌の会員で現在は道北で働いている菊川も駆けつけてくれ、
全部で7名での稽古となりました。
稽古内容は以下。


〇稽古内容
ナイハンチ立ち移動
セイサン立ち移動
押し合い(強)
背中の鍛え三種
三種の受け
ナイハンチ初段分解
ナイハンチ初段型


まずは基本の立ち移動、これは沖拳の稽古の肝なので外せません。
全身がまとまって移動できるように。
まとまることと移動することの両方を同時に行えるようにするには
どこはまとまっていてどこは動かしていいのかを考えて
稽古しなければなりません。
押し合いではそのまとまって移動できる身体を相手に作用させる。
背中の鍛えは動きの中でのまとまり、連動を練る。
基本の稽古は沖縄拳法を稽古していくうえで非常に重要な
「沖縄拳法の身体を身に着ける」ための鍛錬です。

この日は会員さんと稽古前に話していて、
「約束組手がやりたい」とのリクエストがあったため、
以前山城先生が来札された際に弟子稽古で取り組んだ
ナイハンチの分解を行いました。
これは弟子稽古で行いましたが会員にも共有してよいとのことだったので、
普段の定例稽古でも実施していきます。

その前にまず三種の受け。
相手と自分がどこでぶつかるか、どう力が作用しあうかを学ぶには
まずは三種の受けで近・中・遠の三つの距離での
衝突を研究することが必要です。
また、うまく体がまとまらずにぶつかると当たり負けするし
何より痛いです^^;

三種の受けを行った後はいよいよナイハンチの分解です。

はじめは横への受けから肘打ち。
誘いをかけて一拍子で受けに入り、型通りの運足で
相手に位置取りすると、相手の間近に接近できるので、
ここで相手を崩しながら肘打ちをかけます。
型どおりだと足を引っかけることはできないので、
受けた手を引き戻して肘に打ち付ける動作の部分だけで
相手を崩しますが、
場所取りがしっかり行えていれば普段の求心力の投げのような具合で
相手を崩すことができるので、十分に攻撃を聞かせることができます。

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続いて下段払いから突き。
ここは沖縄拳法が世間に驚かれた、「横への突きが最強の突き」というところ^^;
かつ沖縄拳法の戦いの思想もよく表れていると感じます。
まずはしっかり誘ってしっかり受ける、しっかり突くところを確実にやってもらいます。

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そのうえで、以前ナイハンチセミナーの中で紹介されていた分解も一緒に稽古。
三種の受けの応用で、ぶつかる予測を覆して入る。
山城先生が良くセミナーなどで紹介している、
「ボールを突かせて後ろに投げる」崩しを小さくすると個々の分解になります。
相手が拳一つ分前に崩れているので、その後の下段払いで相手を倒すことができます。

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続いて腕受け→上下受け→裏拳のところ。
ここは受けを行う方は型どおり動いているだけなのに、
受けられている方は飛び上がるくらい痛いというところ^^;
型どおり、ということは体がまとまっていて腋がしまっていて
手先の動きで重さがまとまって動くことが大切です。

次は波返しから左右の受け。
夫婦手の重さをしっかり生かせるように。
はじめは型どおり腕受けの肘の下にもう一方の腕を添える。
続けて型どおりでなくても両腕の重さが作用すれば
しっかり大きな力を生み出すことができる。
最後にそれって結局背中の鍛えだよねーと
受けながら攻撃にも転じられる。
3段階で波返しから腕受けの部分の分解を行ってもらいました。

最後は両手での攻撃。
相手が誘いに乗った場合、体当たり気味に突っ込んできた場合、
誘いに乗らなかった場合など様々な場合でも、
型どおり動けば何にも関係ないし結果相手を倒せますよ、という
ある意味非常に身もふたもないところwww
うっかり当たると威力が出すぎるところでもあるので
けががないように気を付けて取り組みました^^;

最後は型を通して行ってこの日の稽古は終了です。
沖縄拳法の稽古は型をどう使うかということはどちらかと言えば
あとでやればいいかな、というくらいで
むしろいかに非日常の身体を作り上げるか、というところが
大切だと思いますが、作り上げた身体をどう相手に作用させるかも
やっぱり型で稽古できるというのが、空手らしくて私はとても好きです。

札幌稽古会のホームページです。
http://okikensapporo.web.fc2.com/

体験参加・見学いつでも大歓迎です。
お問い合わせは okiken.sapporo△gmail.com
(※ △を@に変えたアドレス)まで!
posted by タキ at 13:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする